呪石 〜古代石に宿る魂〜

-概要-

 『呪石〜古代石に宿る魂〜』は、埼玉県宮代町の東武動物公園内に所在する、期間限定のお化け屋敷です。制作は歌舞伎などで有名な松竹株式会社。お化け屋敷としてのジャンルはウォークスルー、歩いて入るお化け屋敷です。造形の雰囲気は抜群に良く肝試し的な怖さには優れますが、お化け屋敷としての怖さは控えめです。

 なお、このレポートは『呪石〜古代石に宿る魂〜』の開業翌日の体験に基づくものとなります。過去作品の運営状況から鑑みるに、内容は今後変化する可能性があります。

-内容-

よみにくい・・・

 さて、ストーリーは・・・ 公式サイトや現地のラミネート掲示でストーリーが表されていて、その内容は上にお出ししている画像の通りです。ただしこれは『呪石〜古代石に宿る魂〜』というお化け屋敷の「箱」に付与されたBGS(バック・グラウンド・ストーリー)のようなもので、私達がゲストとして体験するお化け屋敷としての「内容」のストーリーではありません。

 では、「内容」のストーリーは?少なくとも私には読み取れませんでした。初めから存在しないのかとおもいます。私が表現を読み取る事に失敗した可能性もありますが、3回体験して手がかりすら掴めなかったので可能性は低いでしょう。

 コース内は全体的に明るめで、コース幅は適度にあり閉塞感はありません。構造物や造形物は質感・量感共に優れており、視覚的な情報量が多いため怖い雰囲気はしっかり醸成されています。しかし、残念ながら脅かし方やタイミングなどは要点を抑えていると言い難く、肝試し的な怖さの段階で止まってしまっています。

 細かい気になった点はネタバレになる上に、このIcecream-Islandはマニア的な視点で批評する事が目的のサイトでもないため、以下に折りたたませていただきます。お化け屋敷に明るい方には参考になる点もあるかもしれません。

ネタバレあり不満要素

 まず挙げられるのは「何もない空間」が多いことです。両側にコンクリート風の壁が立っているほんのり薄暗いだけの直線空間が目立ちました。演出に空白を設けてしまうと熱が冷めてしまうなと強く感じました。

 次に挙げたいのは演出の少なさについて。造形の作りこみは丁寧なのですが、 動きのある演出がとにかく少ないです。物が動く演出は一切無く、前項と併せて肝試しをしている感を強く覚えました。

 最後に挙げたいのはアクター演出について。登場回数は四回と充実していたのですが、うち三回は通り過ぎた後に後ろから、遠くからに偏っています。残りの一回は横から仕切り越しです。やはり前からの脅かしが欲しいですし、距離が遠いので迫力もない!やはりアクター演出は迫力が命ですね。

 正直惜しい、物足りない作品となってしまっていますが、東武動物公園のお化け屋敷は営業中に徐々にブラッシュアップされて行くのが通例なため、暫く営業しているうちに良いものになっていくでしょう。今後に期待です!

-開催期間-

2025年 7/19~2027年 1/31

営業時間はパーク開園時間によります。休園日もあるため、公式サイトをご確認ください。

-公式サイト-

期間限定お化け屋敷「呪石~古代石に宿る魂~」


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